おうち時間におすすめの海外映像作品

3.トゥルーマン・ショー

皆さんご存知かな、とも思いますが、ジム・キャリー主演のあの名作を。

ジム・キャリー演じるトゥルーマンは、平凡な会社員。だが実は、彼の周囲の人間たちは全員が用意された俳優で、彼の人生はテレビ番組でライブ中継されていた!知らないのは主人公だけ、という喜劇。だが、トゥルーマンにはある夢があった。そしてある日、彼はいつもと違う行動を取るとまわりの様子が落ち着かなくなることを発見し、ついには自分を取り巻く周囲の陰謀に気付くことに・・・!

これぞ映画だと思いました。最後のシーンの爽快感は星5つ。

こんな馬鹿げた設定なのに、(ライトノベルとかでもありそうですよね)それを本当だと認識させる俳優陣の演技力に感嘆。妻役の女優がストレスでポカをやってしまうシーンは、虚構が剥がれて真実に取って代わっていくのを象徴的に表現したワンシーンでしょう。

作品としてのクオリティの高さとは裏腹に、視聴者としてはあまり深刻に感情を揺さぶられることがないので、ここで紹介しました。私はジム・キャリーのファンなのですが、出会ったのはこの作品が最初だった気がしますね。あとディレクター役の人も渋くてかっこいいな。トゥルーマンが最後にディレクターと対話する場面は本当に爽快。悪役あってこそ、主人公が輝くのだということを再認識させられます。